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大分県
塩崎洋一

牛の登録審査・・・ミスコンです

2013.10.21

 データを眺めていたら、夏の風景が目につきました。「しまった、忘れてた」と、まとめたのが今回のブログです。

 和牛の戸籍作りは、過日お伝えしましたが、今回は、登録審査なるものです。
 これは、妙齢の雌牛たちを審査して得点を出し、その得点を明記した登録を、和牛登録協会にて行うものです。
 いつどこで、誰が飼っていて、何点でした、と登録されます。そして彼女には、引退するその日まで、この登録データがついて回ります。


 昔は、高得点がでると、金や銀の耳カンを付けていました。農家のおじさん達は「俺ん家の牛は、金カンだ」とか言って、自慢し合っていました。今では、金銀のピアスならぬ、10桁の番号が必携ですが・・・・

 登録の審査は、登録協会の定めた基準に基づいて行われます。
 しかしながら、経営担当もしている自分としては、その審査結果が、果たしてどれだけ農家の経済性に繋がるのか、最近悩んでいるところです。


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左 :身長を測ります / 右 :腰の幅を測ります。もちろんスリーサイズも測ります


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お乳を触って審査。牛でしかあり得ない審査です

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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