農業の見える化、提案
2015.09.24
富山県では、稲の刈取作業がピークを迎えています。
本日は、ICT対応コンバインによる収穫作業の実演会が開かれました。この機械では、食味と収量の情報を、圃場1枚ごとに把握、管理・蓄積ができます。
コンバインの秘密。刈り取ったモミの重さを計る秤(はかり)で「収量」、玄米のたんぱく含有率を計る装置で、「食味」を数値化します
収穫作業開始前に、スマホの「作業開始」ボタンを押すと、作業時間の記録が始まります。終了後「完了」ボタンを押すと、作業日誌ができ上がります
食味値に応じた米を区分して管理することで、有利販売につなげることが可能です
圃場のデータを分析し、翌年の施肥設計につなげ、施肥量を圃場ごとにきめ細かく設定できるようになれば、安定生産、安定経営になります。
データは技術の蓄積でもあります。技術を継承する、つまり後継者育成にもなることを期待したいです。