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富山県
柳瀬美智代

麦跡活用野菜作付研修会

2014.07.11

 富山県では、転作作物は約18,500haのうち、約2,200haが不作付けとなっており、土地利用や周辺への影響が問題となっています。大麦跡には大豆、そばの二毛作が実施されていますが、約1,510haが夏場に活用されていません。
 そこで、野菜作付の推進にと、研修会を開催しました。


●座学

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ねぎ、ニンジン、キャベツの栽培研修


●ほ場で機械の実演会

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除草機械
土をかくはんして、除草します。
除草剤を使用しないから環境にやさしいですね。


yanase_48_3.jpg
キャベツなど苗の植え付け
畦もきれいに作りながら、苗も定植。
粘質土壌で、畦がきれいに形成できないと説明がありましたが、畦の形はきれいだと思いました。


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ねぎの苗を定植
麦跡に定植し、11月下旬に収穫予定
麦跡に栽培する場合は、麦かんの腐熟促進のため石灰窒素を投入し、すきこみます。


① 主穀作経営体の経営拡大につなげる
② 野菜の生産拡大 
を目的に、園芸班と連携して取り組んでいます。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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