中干し遅れずに!
2014.06.17
富山県では、6月5日に梅雨入りとなりました。
水稲の主力、コシヒカリでこの時期から行うのが、溝切りと中干しです。
溝切りは、①水の出し入れを効率化する、②地温を均一化して、生育を均一化することにもつながります。
中干しは、稲の弱小分げつを淘汰し、根を下に伸ばす重要な役割があります。
この中干し作業が遅れないようにと、各地で工夫を凝らした指導をしています。
中干し開始式
農協の組合長に看板を設置してもらって、中干し開始式を行いました。
後ろに立っているのが私。マスコミへのPR資料作成、関係機関への連絡など段取り係です。
溝切り作業
溝切り後に、溝を排水口に連結する農家。この手直しこそが大事なのです。
中干し看板
地元の農協が設置している作業指示看板。
各農協で工夫して・・・。
梅雨の晴れ間をねらって、干す。
県全体の米の品質が向上するように、農家、地域を動かす活動。これが普及活動です。