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富山県
柳瀬美智代

秋はスポーツ、アサガオの分布状況調査!

2013.10. 7

10月に入り、いよいよ大豆の刈取を迎えています。富山県では、数年前から大豆畑での帰化アサガオ発生に困っています。
 農家への注意喚起、発生ほ場での防除対策などに取り組んでいますが、その取組みの中身を紹介します。


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大豆播種直後に除草剤の試験
試験用なので普及指導員が自ら、まきました。
「俺は、桃太郎を背負ったら日本一似合うんだよ」と。均一にきれいに散布できました。


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バスタ処理後、アサガオの発生状況の観察
畝間だけでなく、株間も要注意!


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アサガオの抜き取り
抜き取る労力は大変なものです。こうなる前に何とかしたいもの


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アサガオの発生状況調査
これは、ランニングしているわけではありません。アサガオの調査です。


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アメリカアサガオ
富山ではマルバルコウとマメアサガオが主流。珍しいアサガオです。これに、効く除草剤がなくて、困っています。


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アサガオのデコレーション
ランニング中に発見したアサガオ。鉄線に巻きついて、まさにデコレーション。「じぇじぇじぇ、ジャックと豆(アサガオ)の木。恐るべし、アサガオの生命力」


 9月下旬から10月にかけてアサガオが目立ってきます。
 この時期、さわやかな秋の空の下、ジョグングしながらアサガオの分布状況を調査します。車では見逃すようなアサガオを、ジョギングだからこそ発見できる事も多いのです。自分の目で、自分の足で実感。
「アサガオって、本当に驚異的な繁殖力。何とかしないと・・・」

 休みの日も、仕事に励む普及指導員でした。時間外勤務に認めてくれるかな・・・。ムリだな。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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