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富山県
柳瀬美智代

青年就農者の育成

2013.09.20

 26年度予算要求で、青年新規就農者を毎年2万人定着させ、10年後に40代以下の農業従事者を約40万人に拡大するという、政策目標を掲げています。
 私の管内でも、農業法人へ就農する青年を対象に、法人側と普及側で協力して支援しています。


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初めてのコンバイン操作
入社して2年目で初めてコンバインを操作した青年農業者Hさん(25歳)。
すごいスピードで刈って、刈り残しもありました。まだまだ慣れが必要です。
大事な機械を任せる経営者も我慢です。


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桃の販売
入社して1年目の青年農業者Fさん(27歳)。
観光客はいろいろ質問してきます。「この品種は川中島です。特徴は・・・」
最初は、しどろもどろでしたが、かなり慣れてPRも上手になりました。


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プチヴェールの手入れ
法人就農を希望しているK君(高校3年生)。
夏休み中に、法人で体験研修しました。
作業も大変ですが、年齢の離れたおじさま連中との会話にも苦労していました。


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青年農業者の会合
青年農業者の情報交換会。
年齢の近い青年同士で、言いたいことを言いあって、切磋琢磨している。
ところが、お酒が入ると、かなり弾けていました。これも大事なのですが。


 法人の雇用希望や就農希望者とのマッチング、法人就農した青年の技術習得支援、青年農業者同士の横の連携をとりもったりと、普及指導員は、まさにひとをつないでいます。一人でも多くの青年が定着し、経営者に育ってくれる事を願いながら・・・。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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