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富山県
柳瀬美智代

育苗・田植え講習会を開催しました

2013.03.30

私の担当する富山県立山町は、昨年、米の品質が低下しました。要因は胴割米の発生です。
これを反省し、今年は、育苗と田植えの段階から基本技術の徹底を呼びかけます。
本格的な稲作シーズン前の3月中旬に育苗・田植え講習会を開催しました。


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育苗の講習  倉庫での講習会
昨年は高温登熟のため、種籾の休眠が深い状態にあります。浸種は十分に行い、発芽の揃いをよくしましょう。


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田植機の点検
田植機も車と同様に、日常点検が必要です。機械をていねいに使うことが、低コストや生産向上につながります。


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田植機の爪の点検
植付本数は3~4本、植付深さは3cm程度にするために、田植機の爪が重要な役割を果たします。1本で1haを目安に、交換していきましょう。


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田植作業
稲づくりはスタートダッシュが重要なのです。あわてずに作業しましょう。


基本技術といいますが、指導するだけではだめです。
農家段階まで伝わっているのか、実行してもらえるのか、今年のキーワードとして取り組んでいきたいと思います。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

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