そばについて、語り合う
2012.10.15
そば講演会を開催、普及指導員、農家、実需者(そば屋)、研究員4名を講師に、そばの推進について語りました。
そばは、国の戦略作物の1つに位置づけられており、全国的に増加しています。富山県内でも、8月のお盆明けに種まきされたそばが、9月に入ってから白い花をつけ、あちこちで通りかかる人々の目を楽しませています。
そばが増えても実需が扱えない、というミスマッチを解消するため、農家、そば屋、製粉業者と意見交換をおこないました。
左 :私も講師でした
前座です。そばをめぐる情勢について話しました
右 :そば屋の社長
話がうまい! 「東京でのアンケート結果。そばの産地と言えば・・・信州が1番、長野が2番らしい。1番、2番、一緒じゃないか!」って
左 :現地研修会場のダッタンそば圃場
ダッタンそばは、ルチンが豊富に含まれています。体にいいけど、栽培は難しい。
粒が小さいから、コンバインではもれてしまい、刈取りできないのでは? とみんなで悩んでいました
右 :そばの刈り取り適期を説明する手塚先生(九州沖縄研究センター)
そばは、黒化率80%が適期。品質、収量面で一番です
そばに含まれるルチンは機能性成分。ポリフェノールの一種で、血管を強くし、血圧を安定化させる作用があります。身近な県内産のそばを食べ、みんなが健康になればと願っています。