暑い時期に、ハスモン注意!
2012.09. 7
管内では、8月中旬から下旬を中心にそばが播種されました。早い圃場場では、花が咲いてきています。
この日は、関係機関でそばの苗立ち調査を行いました。
苗立ちは、播種時期の圃場場の乾き具合、播種前後の排水対策で決まります。
今年は、播種後に無降雨状態が続き、苗立ちは良好ですが、高温傾向は9月に入っても続いています。このため虫の発生が見られ、ハスモンヨトウの被害がありました。ハスモンヨトウは、一晩でそばを食い尽くす怖い虫です。せっかくのそばが壊滅しないために、早めの防除をお願いしました。
まだまだ残暑が続き、虫が発生しやすい条件です。そばは生育期間が短いのですが、気を抜かずに管理していきたいと思います。
フェロモントラップの設置
この誘引剤は、雄成虫を誘殺し、雌成虫の産卵を減少させるため、被害の発生防止に有効です。
赤い旗は目印です。取り替える時にわかりやすいですね。