普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
   普及指導員とは・・・こちら

RSS

富山県
柳瀬美智代

帰化アサガオに注意!

2010.10.19

10月に入り、あちこちで大豆を刈り取っています。
刈り取り作業の前には、大豆汚損粒防止のため、雑草を抜き取りします。

この雑草は、熱帯アメリカ原産の、一年生の帰化アサガオです。
朱紅色の花をつけ、見た目はとてもきれいなのですが、大豆にとっては、

1.収量低下 (大豆が覆われ、倒伏する)
2.作業性低下 (コンバインやロータリーカルチに絡みつく)
3.品質低下 (アサガオの種子が混入し、汚損の原因となる) などが問題となっています。


富山県では普及員が中心となり、発生状況を確認中です。
現場を巡回中に、アサガオを見つけては抜き取り、農家にも抜き取りを指導してきました(写真上)


畦畔作物のように、大事に管理されていた農家も・・・(写真上)
これ以上増殖しないように、普及員全員が認識して、農家に情報提供していかないと! と、感じました。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

上へ戻る

カレンダー

loading ...

みんなの農業広場に戻る

アーカイブ