ナシ現地検討会が開催されました
2010.07.21
7月9日に神奈川県果樹組合連合会主催のナシ現地研究会が開催され、県内各地から約140名の参加者が集まりました。
午前中は農業技術センター果樹圃場および秦野市と伊勢原市のナシ圃場各1園を視察しました。
農業技術センターでは、特許出願中の新技術である‘ジョイント仕立て’と、新しく育成した‘香麗(こうれい)’と‘なつみず’の生育状況を見ました。現地2園では、改植方法や樹勢強化方法等の状況について視察しました。
左 :‘ジョイント仕立て’は、樹の主枝を全てつなげる仕立てです。側枝管理のみとなるので、作業が単純化し省力化が可能です
右 :‘ジョイント仕立て’を見る参加者
左 :第1園(秦野) 補植にジョイント技術を使っています
右 :第2園(伊勢原) 計画密植の間伐樹を改植時に活かし、常に棚面を埋めています
午後は伊勢原市農協本所において、視察園主を中心に改植方法、樹勢強化、病害虫対策等の栽培方法についての意見交換の他、県内では先行して始めている秦野市でのGAPの取組み、農業技術センター育成品種をはじめとした、最近話題の品種についての検討を行いました。
(文中の画像をクリックすると大きく表示されます)