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千葉県
平野堅一

加工用ホウレンソウの収穫方法の省力化

2010.05.24

 今回は、大須賀尚武上席普及指導員の、加工用ホウレンソウにおける生産コスト低減に向けた活動をご紹介します。

 平成22年5月18日(火)、生産者や冷凍加工場の担当者、農機具メーカー等32名が参加し、千葉県多古町において、新しく開発された加工用葉菜収穫機の実演会を開催しました。


  
左 :大須賀上席普及指導員です / 右 :収穫機械の実演会の様子①


  
左 :収穫機械の実演会の様子② / 右 :収穫されたホウレンソウです
 

 収穫機は、人による収穫作業の10倍と作業効率が高いため、生産者の関心も非常に高いものでした。
また、収穫されたホウレンソウの品質は良好でしたが、手作業と違い、雑草等の異物を選別しないで収穫するため、雑草の発生を抑制するためのマルチ栽培の導入や、収穫後の調製作業をどのように行なうか等の課題も確認することができました。

 農林振興センターでは、課題解決に向けた支援を行ない、需要の増加している加工用野菜の産地拡大に向けた取り組みを推進していきます。

平野堅一

千葉県香取農林振興センター地域振興部改良普及課北部グループの平野堅一です。さといも「ちば丸」や食用かんしょ、イチゴを主とした野菜担当をしています。

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