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◆2023年8月

島根県
長妻武宏

「いわみ中央和牛改良組合」研修会開催

2023.08. 9

 昨年5月に、管内6和牛改良組合がまとまり認定を受けた「いわみ中央和牛改良組合」の研修会が、浜田市弥栄町で開催されました。コロナ禍の影響もあり、改良組合設立後、初めての研修会です。

 研修会場となった佐々木牧場は、昨年開催された全国和牛能力共進会7区で主席となった、肥育牛(素牛)の供卵牛を飼養する牧場です。直前に開催された、令和5年度第1回島根県農業協同組合肉牛枝肉共進会でも、最優秀牛の素牛生産者となりました。


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 近年、飼養戸数の減少など、県内の和牛改良組合が抱えている問題は多いですが、昨年度は20代の新規就農者もありました。
 研修会は同農場の視察と、育成牛5頭について、全国和牛登録協会島根県支部長からの各牛の美点・欠点や今後の改良などのレクチャーを受けました。
 研修後には、バーベキューも開催されました。


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 今回の研修会開催は、コロナで中断していた生産者の親睦など、今後の和牛生産拡大に弾みがついたことと思います。

長妻武宏

島根県の長妻です。畜産が専門の普及員ですが、過去には、イノシシの研究などもしていました。島根農業の応援団員になりたいと思っています。

blog_hukyu_katano_f.jpg 秋田県
片野英樹

秋田県農業士交流研究会に参加して

2023.08. 2

 秋田県由利地域振興局農業振興普及課の片野です。他県の方に笑われるかもしれませんが、毎日蒸し暑いです。今年も肌が褐変しています。


 先日、秋田県農業士(普及指導協力委員)交流研究会が開催され、全県から農業士24名が参加しました。
 私が農業士を担当していた時代は全県から50名近くが参加したものでしたが、集落型農業法人等の増加に伴い農業士の認定数も減少傾向にあり、時代の流れとはいえ寂しいものです。

 が! しかし、人数は少ないものの参加者の熱量は半端ありません。懇親会に近づくにつれてボルテージがあがり、2次会は深夜まで及んだそうです(私は途中でドロップアウト、「不休飲(ふきゅういん)」失格です)。


 当日は2コースに分かれて、大規模園芸団地や6次産業への取り組み、きのこ栽培、北限のいちじく産地について視察し、講演会では先進的な事例の発表など、内容の濃い研究会でした。


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大規模園芸団地の視察


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きのこ栽培に取り組む法人の視察


 15年ほど付き合いのある指導農業士とも再会し、互いの近況や健康状況を確認しましたが、年月の流れの速さと昔ほど生産者を訪問できていないなぁと感じた一日でした。

片野英樹

秋田県で平成4年度採用から普及指導員ほぼ一筋で30年経ちました。主に水稲・大豆担当でしたが、一時期集落営農や法人育成にも携わりました。現在は裏方として、水稲新品種「サキホコレ」の普及に取り組んでいます。

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