鳥獣被害対策現地指導会
2020.12.10
島根県では、隠岐郡を除くほぼ全域にイノシシが生息しています。
大田市でも、イノシシ被害対策をするのが当たり前の状況で、電気柵やワイヤーメッシュで囲っていますが、イノシシ以外の何かがほ場に入って来て農作物を荒らしていきます。
「イノシシ以外の何か」は、サルだと思われますが、下の写真のように、ワイヤーメッシュと電気柵を組み合わせたサルの被害対策をしているほ場でも、排水対策のための溝をこじ開けたり、上から強引に入ってきたりします。
指導会では、獣が侵入する場所への柵追加など、地形を見ながら改善策を指導しました。
また、指導会後にトレイルカメラを設置して検討しようとしましたが、いざ撮影してみると、なかなかほ場の中へ入ってくる様子が撮れませんでした。
「猿知恵」とは言いますが、猿の行動力には感心します。