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◆2019年12月

長崎県
内田早耶香

カンコロ餅加工により加工適性を確認しました

2019.12.13

 今週の五島は、比較的暖かい日が続いています。
 皆様いかがお過ごしでしょうか。


 さて、甘藷について、前回の"カンコロ"加工に続き、"カンコロ餅"加工を行いました。カンコロ餅とは、前回作成したカンコロに餅をあわせた、五島地域伝統の保存食です。


 カンコロ餅の加工方法は以下のとおりです。


blog_uchida12_1.jpg
1 餅を用意する


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2 カンコロと餅を蒸す


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3 2に砂糖も併せてペースト加工する


blog_uchida12_04.jpg
4 成形する


 3品種で比較を行いましたが、餅の色味や固さに差が現れました。今後、実需者に加工に適した品種を確認し、五島地域で推進する品種を選定していく予定です。

 カンコロ餅は、伝統食としてもお土産としても需要がある加工品です。さらにおいしいカンコロ餅生産に繋がるよう、今後も支援したいと思います。


ツイッターで五島の旬な情報を発信中!


内田早耶香

長崎県五島振興局農業振興普及課の内田です。普及員5年目の農産担当(水稲、麦、大豆、かんしょ等)です。農家さんのお役に立てることを夢見て、日々現場に出ています。

大分県
鹿島和之

誰でも書ける!手書きPOPづくりセミナー

2019.12. 9

 農家が作った農産物や加工品を直売所などで売る時に悩むのが「どうやってお客さんに良さを伝えるか?」。この悩みを解決し、売上向上につなげることができるのが、店頭に掲示する「POP」ですが、作り方がわからないという人が大多数です。という私も字も絵も下手で、POPは自分ではできないと思っていました。

 そこで、『「手書きPOP」のつくり方』という本を出されている山梨県の増澤美沙緒さんを講師にお招きし、手書きPOPづくりセミナーを開催しました。


blog_kashima5_1.jpg
POPセミナーの様子


 増澤さん曰く、「とにかくPOPは、絵心がなくても字が汚くても、作成手順とコツ、そして繰り返しの実践があれば、誰でも書けるようになる」とのこと。

 そして、POP達人への道は
 ①順番をマスターする。
 ②効果的な内容をマスターする。
 ③POPを目立たせる。
 ④POPの楽しみ方をマスターする。
 ⑤実際に書いてマスターする。
の5点であり、増澤さんの説明後、参加者で実際に手書きPOPを作成しました。


blog_kashima5_2.jpg
私が作成した「おせち」のPOP


 すると、皆さん初めてとは思えないぐらいの、すばらしい手書きPOPが完成しました。中には翌日、実際の店舗で作成したPOPを掲載したところ、その商品が売り切れてしまったという効果を実感した方もいました。


 増澤さんのブログにも本セミナーを掲載して頂きましたので、お時間あればご一読下さい。

鹿島和之

大分県北部振興局で農業青年や農村女性などの担当をしている鹿島です。大分県国東市生まれ、愛媛大学卒。平成13年に大分県に採用されました。今は豊後高田市に住んでいます。

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