学校農業クラブ連盟家畜審査競技会
2018.06.26
~今年度の島根県学校農業クラブ連盟家畜審査競技会の審査員をしました~
県内の農業高等学校及び農業関連の総合学科4校による「家畜審査競技会」が、島根県畜産技術センターで開催されました。
家畜審査競技は牛を展示し、家畜審査を通して競い合うものです。
「この牛の最大の美点は?」との出題に対し、回答者が「体積」や「資質」と答え、正解が「体積」であれば10点獲得という具合になります。
今年度は175人の参加があり(乳牛個人戦64名、和牛個人戦111名)、和牛個人戦の優勝・準優勝者は、秋に鹿児島県で開催される全国大会への切符を手にしました。今年優勝した生徒は昨年(2年生時)も優勝しており、2連覇という快挙でした。
(協議会には審査員として参加しているわけですが、生徒に交じって参加した場合に「優勝できるか?」と言われると、正直自信はありません...)
島根県では団体戦も行われ、柔道のように先鋒・次鋒・大将で競い合いました。今年度は16チームが編成され、出雲農林高校のチームが優勝しました。
個人戦は一人一人が競い合うため、シーンとした会場での静かな競技となりますが、団体戦はチーム対抗ということで応援も多く、かなり盛り上がります。全国大会や全国和牛能力共進会は個人戦だけなので、ぜひ全国段階の競技会でも団体戦を採用して欲しいと思います。
今回の各優勝者には、畜産技術センター所長賞の副賞として「島根和牛」が贈られ、優勝した生徒は大喜びでした。