青森県農業青年交流大会について(後編)
2016.09. 2
7月19日、20日の2日間にわたって東北町にある小川原湖青年の家で開催された青森県農業青年交流大会に出席しました。後編では交流会と視察研修を紹介します。
▼前編はこちら
講習会、スポーツ交流と、頭と体をフル活用した後は、いよいよお待ちかねの交流会です。野外バーベキューの食材は、稲作、畜産、野菜とバランス良く生産されている上北産品を豊富に使用し、まっしぐら、七戸短角牛、キャベツ、ナガイモ、そしてクラブ員が作った葉つきコカブや、ニンニクの差し入れも加わり、非常に豪華なものでした。
余興は、野外ということもあり、キャンプファイヤーを行いました。厳かな雰囲気の中で、火の神・火の女神による点火の儀式を行い、その後は火を囲んで、夜が更けるまでクラブ員たちと語り明かしました。
左 :キャンプファイヤーの井桁を組むクラブ員 / 右 :火の神・火の女神による点火
20日は、住友化学三沢工場・住化テクノサービスMGS事業所を見学しました。三沢工場では、殺虫剤の原料であるピレスロイド系薬剤を製造しており、製造された製品のうち70%は海外に輸出されています。また、工場内の敷地では、ニンニク優良種子の増殖・栽培を行っており、青森県のニンニク産地を支えています。
今回の交流大会を通じて、県内若手農業者の熱意を肌で感じることができ、普及指導員としての自覚を深めるとともに、今後の農業についてクラブ員たちと目標を共有することができました。この思いを胸に、日々の業務に全力で取り組んでまいります!