普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2015年10月

北海道
田所由理恵

新幹線がやって来た!

2015.10. 7

 北海道新幹線の開業日が決まりましたっ!!
 すでにご存じの方も多いかと思いますが、平成28年3月26日(土)です!


 去る9月26日(土)、道の駅あっさぶ(厚沢部町)で、北海道新幹線開業カウントダウンイベントが開催されました(確か企画の段階では「200日前イベント」の名称だったのに、当日は「200日前」はなくなっていました。でも、日にち的にはぴったり6カ月前です)。


 その一連のイベントの中に、これがありました!


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会場を訪れた野球少年達が体験試乗で盛り上がっています!


 これは半年後にやって来る、H5系ミニ新幹線「はやぶさ号」号です。
 各地のイベントでお目見えしていますが、檜山では初! 子供だけではなく、大人も乗れるミニ新幹線で、あいにくの曇天の中でしたが、たくさんの子供と付き添いの大人が試乗していました。


 そして・・・
 実はお昼休みの試験調整の運行に・・・
 私も乗ってしまいました~!! (もちろん、写真はありません)
 『乗りたぁ~い!』『乗ってみたぁ~い!!』と、ジィ~っと熱い視線を送っていたら「乗りますか?」と天使のようなささやきが...(*^_^*)


 このミニ新幹線、ミニと言えども思った以上にスムーズで、思った以上のスピードが出て、そして、思った以上に揺れる...
 とても楽しかったです!


 と、これでこの記事を終えると叱られそうなので、お仕事の話を・・・

 昨年度の「第2回HIYAMA P1グランプリ」の最優秀賞作品を、このイベントで試験的に数量限定販売を実施しました。販売は道の駅で飲食店を経営している方と連携して進めたのですが、これがとっても好評!


blog_tadokoro57_2.jpg  blog_tadokoro57_3.jpg
左 :販売前の準備中の写真で、人が写っていなくてごめんなさい
右 :最優秀作品「メークなピロシキ~スイーツバージョン~」


 実は今春から販売へ向けて取組を進めてきたのですが、なかなか実現せずに今に至っていました。
 今回、地元の道の駅でのイベントであることと、HIYAMA P1グランプリ自体をPRすることと合わせた販売ができる・・・という事で、30個の数量限定でしたが、試験的にやってみよう、ということで取り組みました。


 実際に取り組んでみると、お客様からは大好評! 短時間で完売! 製造の作業も簡単! 利益率も高い! ...と良い事ずくめで、今まであまり乗り気ではなかった飲食店さんも「店の新しい一品として考えたい」との展開になっています。
 「当日、売り出す前はいろいろと心配だったのよ。案ずるより産むが易しだね。」とは、当日にお客様に一つずつ手渡しで販売した、飲食店さんの言葉です。

 HIYAMA P1グランプリの目的のひとつに、「地元の農産物を地元で味わえる場の提供」があるのですが、やっと一つ目的を達せられそうです。
 今回は、ミニ新幹線に乗れて楽しかっただけではなく(汗)、これからの活動への意欲にも繋がっています。


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あわせて設置したHIYAMA P1グランプリのPRブース。天候と場所の影響? 人が寄ってきてくれないので、こちらから来場者へ歩み寄り、PRを行いました!

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

大分県
塩崎洋一

共進会シーズン到来

2015.10. 5

 今年も秋の共進会シーズン到来です。管内からは、2頭の牛さんが県の共進会に行くこととなりました。


 そのうちの1頭は、生まれたときから見守ってきた牛さんです。ご存じのとおり、牛のミスコンではスリーサイズが重要になりますが、彼女は少し太め・・・・。県の大会までは50日ほどあるので、目下、シェイプアップしている最中です。

 それでも、この農家さん、一昨年も県に出品していますが、その時よりは体型のバランスが良いように見えました。
 何とか前回よりは良い成績となるように、飼養管理から運動管理に至るまで、これも技術指導としてやっている次第です。


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まさに「わが子のごとく」の眼差しです。人によっては「牛の方がかわいい」なんていう人もいますが・・・・

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

埼玉県
舟田一与

国際フラワーEXPOでギャザリングが見られます

2015.10. 2

 以前、さいたま農林振興センターで研修会を行った、花の寄せ植え手法「ギャザリング」が、千葉県 幕張メッセで開催される「第12回 国際フラワーEXPO(通称アイフェックス=IFEX)」で実演展示されます。


 ギャザリングとは、2株以上の根付き苗を「花束」状のユニットにしたうえで器に植え込んで完成させる技法です。制作した時点で美しい寄せ植えとなっていて、1カ月から3、4カ月間、成長する花を楽しめます。


 また、9月には、ギャザリングの本も出版されました。

blog_funada6_1.jpg


 通常の寄せ植えと違い、例えば6寸鉢に30前後の花苗が入り、ヤシガラを使うことで、かん水の回数も少なく、持ち運びが簡単で、生ごみとして処分できるギャザリング。新たな花苗の需要拡大につながる技法ですので、お時間がある方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか?


▼第12回 国際フラワーEXPO(IFEX) ホームページ
 平成27年10月14日(水)~16日(金)幕張メッセ

舟田一与

埼玉県さいたま農林振興センター 新規就農・法人化担当の舟田です。 担当は、新規就農・農業の法人化・農業の6次産業化です。 埼玉農業の楽しい話題をお伝えしたいと思います。

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