北海道新幹線開業300日前イベント(前編)
2015.06.11
~主催者側の実情と苦悩!?~
北海道新幹線開業が近づき、北海道各地でさまざまな取組が行われています。
檜山でも、6月5日に檜山振興局主催の「北海道新幹線開業300日前イベント」が開催されました。
年度当初より「1年前イベント」「300日前イベント」「200日前イベント」(まだまだ続く...)と計画を立て準備を進めて...来たはずなのですが、実は、北海道庁は4月の知事選挙の影響を受け、北海道庁・各振興局職員の人事異動が6月1日付けと2カ月遅れで実施されました。それにより大きな影響が...
このイベントの"大本締め"になる担当課の実務担当者が異動。他、中心的に係わっていた他の課の担当者も多数異動。残された若干名が協力して全体を回そうと奔走したものの、他課の細部にまでは当然手が回らず、結局、着任したての後任者にゆだねられる部分もあったようです。イベント当日、妙な汗が出る場面も少なからずありました。
"宮仕えのさだめ..."と言ってしまえばそれまでですが、紙一枚(今は異動辞令も口頭辞令で、紙も出ません)で異動しなければならなかった前任者、着任したばかりで大きなイベントの担当になった後任者、その回りでうろたえ、奔走した関係者...。イベント当日は大勢の人達が会場を訪れ、楽しい雰囲気でしたが、実はその陰で関係者は汗をかきながら、イベントの行事が進んで行きました。
左 :イベント開会時のセレモニー。着任したての関係者が進めて行きます
右 :講師を招いてのセミナー会場でも準備不足を感じる場面もありました...
今回の一件を振り返り、課題や改善点を考えると「異動の引継を詳細まで行う」とか「他部局との連携を取って進める」等々...とても教科書的な項目が何点が浮かびますが、でも、その前に日々の仕事の進め方についてはどうなんだろう? と、考えさせられました。自分の部署内での連携は? 『○○さんがいないと分からない』ということは、私のまわりでも日常的に起きています...。
次のイベントへ向かう前に、それぞれが自分の足下から見直しして向かうことが必要ではないか...と妙に真剣に反省させられたイベントとなりました。