お祭りには、情報がいっぱい!(その4)
2015.03.31
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【似顔絵を描く】
はっきり言って、私は絵を描くのが苦手です。でも、私はプロではありませんから、堂々と下手くそな絵を描こうと思います。どうせ自分しか見ない備忘録なのですから。
正しい似顔絵の描き方は、書店にいって「美術コーナー」なんかで勉強してもらうと良いと思うのですが、私的には、ざっくりと、輪郭、目、鼻、口とイメージだけ合っていれば、それでヨシとしてます。これなら、10秒で似顔絵が描けます。
テーブルの下で私がコソコソやっているのは、似顔絵を描いていることが多いのです
( ̄∇ ̄;)A
自分を描くとこんな感じ・・・
*もっといい写真なかったのかよ~( ̄∇ ̄;)A
【こうやって相手の記憶に「自分を」残す】
せっかく人と出会ったのです。しっかりと相手の記憶に残ってもらう必要があります。
別の機会にどこかの集会所へ行った際、みんなが私をみながら、どこかで見たことあるな~って、顔をしてたら、比較的短時間に、その組織にすんなり溶け込めます。ホントです。
「そういえば、おめ(君は)、この前、スコップ三味線、やってなかった?」
と聞かれたら、
「そうです!スコップ三味線やってたのは、私です!」
ってやるだけで、もう、いきなり、その集落の仲間です。
*スコップ三味線 :津軽三味線の演奏をバックに、栓抜きでスコップを叩く、津軽の「新」人気芸能の一つ。
一見、簡単そうに見えるが、上手く演奏しているようにみせるには、かなりの練習が必要。
「スコップ三味線のプロ」となると、昇華された神業とも言えるパフォーマンスを見せてくれる。
「後光が差しているのが本当に見える!」と、酔ったあるお爺さまが話していました。
【さて、見つかったものは・・・】
さぁ、JAのお祭り、納涼会がどれほど情報の宝庫であるかお分かりいただけたでしょうか?
実は、この話、ある年の8月に実際に行われた、ある農協の納涼会を元に書いています。
この時、出会った50才代の男性は、その1カ月後、地域の担い手として、普及として深くかかわりを持つ人となり、それほど遠くなく、集落の半分近くの水田を担う人ととなるのです。
また、別のテーブルに座っていた親戚グループの男性リーダーは、実は別の場面で良く知っている元気なお母さんの旦那さんだとわかり、一気に信頼関係を築くことができました。
さらに、その場にいた20代の青年は、その2カ月後、4Hクラブのメンバーになり、その上、近くお嫁さんになる自分の彼女まで4Hのメンバーに引き込んでくるという、ものすごい活躍をしてくれるのです。
どうですか? JAの納涼会へ参加したくなりましたか? ちょっとの勇気とやり方で、そこは、情報の宝庫になるのです。
【ブログの最後に】
普及指導員は、とても良い仕事です。いろんな人に会えるし、地域の人と共にさまざまな課題を解決できるのですから。
一年間、私のつたない文章にお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。m(_"_)m
楽しいブログ生活でした。
前回に引き続き、とてもステキなイラストを提供してくれたのは、青森県が誇る人気コラムニスト、山田スイッチ先生です。
●山田スイッチ ホームページ
青森県在住コラムニスト。ゆるキャラである「土偶のOLドグ子」の発案者。著書に「しあわせスイッチ」などがある。