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◆2014年7月14日

blog_hukyu_kasahara_f.jpg 青森県
笠原 均

北国でも暑さ対策してるのです(番外編)

2014.07.14

最終話を載せたところ、なかなか興味を持って読んでいただけたようで、電話なんかで、「読んだよ~」とか、「うちでも(冷却)やってるよ~」とか言われます。


そんな中で、特に興味深かったのは、長野県の普及指導員から寄せられた情報です。
要約すると、
「最終話に載っている高温にやられたアルストロメリアの花は、実はホコリダニの被害ではないですか?」
というものでした。


kasahara_6_2.jpg kasahara_6_3.jpg
前回掲載した写真


もちろん、アルストロメリアが被害を受けたあと、私も原因を考えてみましたが、
(1)ダニの被害は、株元に集中することが多く、これまでの事例から花芽のダニを疑ってみなかった。
(2)気温が下がりだすと、被害が見られなくなったことから、私は高温障害と結論付けました。


 しかし、長野県からの情報と、被害を受けた写真をみると、確かに花のゆがみ方が酷似しています。
 さっそく花の関係者に連絡して、同じような症状が見られたら、すぐに花芽を確認してもらうように情報を伝えました。
 

 今回の長野県からの連絡を受けて、私が感じたのは、「普及指導員ブログを書いていて本当に良かった。」ということです。
なかなか多忙で、普及指導員が思うように活動ができないと言われて久しい中、こんな風に情報を共有できるのが、「普及指導員の底力」だと思います。


ご連絡くださった長野県諏訪農業改良普及センター平谷次長!
心から感謝申し上げますm(_"_)m

笠原 均

青森県の農業改良普及指導員(普及員)です。普及員歴はすでに20数年となるのですが、お話し好きが高じて、農業の担い手育成を担当していることが多いです。 プライベートでは、「気分はプロフェッショナルカメラマン」、「YouTube再生回数が伸びないけど作曲家とウインドシンセサイザー奏者」です。 加えていうと、15年前から音楽の秘められた力をフル活用して地域おこしをやっています。そんな活動のお陰で町内会役員から目をつけられ(勧誘され)、町内会の理事なんかやっています。もちろん、町内の草刈りやしめ縄づくりも、町内会最年少として参加しています。

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