北国でも暑さ対策してるのです(番外編)
2014.07.14
最終話を載せたところ、なかなか興味を持って読んでいただけたようで、電話なんかで、「読んだよ~」とか、「うちでも(冷却)やってるよ~」とか言われます。
そんな中で、特に興味深かったのは、長野県の普及指導員から寄せられた情報です。
要約すると、
「最終話に載っている高温にやられたアルストロメリアの花は、実はホコリダニの被害ではないですか?」
というものでした。
もちろん、アルストロメリアが被害を受けたあと、私も原因を考えてみましたが、
(1)ダニの被害は、株元に集中することが多く、これまでの事例から花芽のダニを疑ってみなかった。
(2)気温が下がりだすと、被害が見られなくなったことから、私は高温障害と結論付けました。
しかし、長野県からの情報と、被害を受けた写真をみると、確かに花のゆがみ方が酷似しています。
さっそく花の関係者に連絡して、同じような症状が見られたら、すぐに花芽を確認してもらうように情報を伝えました。
今回の長野県からの連絡を受けて、私が感じたのは、「普及指導員ブログを書いていて本当に良かった。」ということです。
なかなか多忙で、普及指導員が思うように活動ができないと言われて久しい中、こんな風に情報を共有できるのが、「普及指導員の底力」だと思います。
ご連絡くださった長野県諏訪農業改良普及センター平谷次長!
心から感謝申し上げますm(_"_)m