普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2014年7月 2日

大分県
塩崎洋一

暑熱対策

2014.07. 2

 少々資金繰りが厳しいかもしれない酪農家さんで、乳量アップのために暑熱対策を実施しています。とくに、過去建設した敷地内の施設が風通しを邪魔しているということで、酪農協の担当者と一緒にトタン壁をはぎ取ることとしました。


 トタン壁は風通しを邪魔するだけでなく、トタンが日焼けして輻射熱もやっかいです。隣接する育成牛舎の子牛たちも、夏場に息が上がるほどです。
 この施設はその昔作られた、サイロ小屋です。サイロは現在使われていませんが、深さ4mほどあります。落ちては大変ですから、新人さんには作業中の時間は牛群の行動調査をお願いしたところです。


 作業はサンダーを使ってトタンを切り、引きはぎます。私の場合、なぜかしら道具は基本的に自前です。今回は農家さんも一緒にやりましたが、農場によってはこちらがやってみせることがあります。 
 もちろん、これが普及活動か否かの議論は、まったく別の話です・・・・。


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火花が飛ぶのでゴーグルが必需品です


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工事完了です。はぎ取ったところから、風が通り始めるのが分かりました

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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