アスパラガス生産者の"熱い想い"伝わるっ!!
2013.10.23
今回も、またまたアスパラペーストの話題です。
10月3日に紹介した、アスパラペーストの取組ですが、あの活動で初めてペーストを目にしたアスパラガス生産者の方々に「火」がつきました。
「自分達はアスパラガスを生産しているが、出荷して"はい、後はよろしく!"ではなく、付加価値をつける活動にも生産者として積極的に係わって行くべきではないか!!」と、一発奮起!!
10月初旬にJAで開催された「農協まつり」の1ブースに「檜山南部立茎アスパラガス生産組合」の横断幕の下、パネル掲示とともに試食品を準備。来場者に檜山南部産の立茎アスパラガスと、これまで捨てられてきた切り下部分の付加価値づけの取組を紹介しました。
子供から高齢者まで、幅広い年齢層の方々が試食。「アスパラの風味を感じる!」「香りはしないね」「色がきれいね!」と、五感をフル活用して、全身でペーストを試食していました
ペーストができるまでの流れを整理したパネルや試食品には、子供から高齢者まで多くの来場者や関係者が足を止め、生産者の声に耳を傾けてペーストを味わいました。
アスパラガスが出荷される過程で大量の切り下部分が出て、そのほとんどが廃棄処分になっていることに驚く消費者もおり、ペーストとともにアスパラガスへの理解も進んだ様子でした。
熱心に聞いてくれる消費者への説明には熱が入ります。
写真中心のパネルもわかりやすいと好評。多くの方が足を止めて見入っていました
ところで、この日の立役者(生産組合の部会長)、髭をたくわえた屈強なおじさまが朝から調理器具を駆使して試食品を作り、来場者へは緑のドロドロと化したアスパラペーストを紹介しながら試食を勧め、アスパラガス生産と取組を熱く語る姿を、私も胸が熱くなる思いで見守りました。
"こうした農業者の方々が生産と加工・活用、消費をつなげて行くし、これからの農業を築いていくのだなぁ..."と、しみじみと眺めているうちに試食品がなくなりました...(^^;)