普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2013年9月

大分県
塩崎洋一

女性農業経営士経営研修会

2013.09.13

 7月に行った総会での研修会が結構うけたようで、「またやってください」との要望に応え、「女性農業経営士経営研修会」を開催しました。


 前回は、いくつか資料を配ったのですが、結局使わずホワイトボードだけで話をしたので、使わなかった物を再度活用しました。
 研修会開始前の雑談で、資金や補助金の話が出たので、これをネタにしようと、米や牛乳、みかんなどの生産調整ものを切り口に、補助金の話から始めました。経営を取り巻く環境の中で、大きな影響をもたらす要因の一つと言えます。もちろん、手元の資料には、これを取り上げています。
「あまいささやきでその気にされて・・・・」という小見出しで。


blog_shiosaki11-1.jpg
場所の都合でこんなホワイトボードしかありませんでした。
「いつでもどこでもなんとかするのがプロ」  と思っています。
もちろんホワイトボードに限らずです


 いま現在、大分県内にも米や牛乳生産で大きな農場がありますが、そうしたところが、近年の経済環境や規制のある中で、どのようにして経営を展開してきたのか。
また、補助事業や制度資金を活用する場合に気をつけることは何か、など。
「えーっ、うそーっ、そんなことがあるの~」
と思うような、10年以上前の、今では時効と言えそうな、実話物語を踏まえながら、お話ししました。


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微笑んではいますが、あいかわらず鋭いまなざし・・・・
私も気合いの入った一夜でした


 実は、今回のテーマはお任せコースで、こちらもネタに困りました。
 そこで、次回に向けてお題を頂いたところ、TPP関連のネタを希望され、なんとも困っている次第です。
世間に出回っている情報だけを紹介しても仕方がない。
持論の展開で、みなさんには社会情勢の変化と戦う意欲を持って頂かねば、と考えております。

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

長野県
平谷敏彦

なんしんフラワーフェアの審査に行ってきました

2013.09.10

 このブログでも何度か花の品評会の話題を提供させていただいていますが、9月6~7日、「なんしんフラワーフェア」が開催され、その審査に行ってきました。

 このフェア、長野県の南部(本県では南信地区と呼びます)に位置するJA信州諏訪、上伊那、みなみ信州の3JAの花き専門部と全農長野が協力し、3JA管内の生産者が一堂に会して開かれるもので、今回もキク、トルコギキョウ、アルストロメリア、ダリアなど、それぞれの地域を代表する品目を中心に300点近い出品があり、会場は華やかな雰囲気に包まれました。


hiraya_23_1.jpg
華やかな雰囲気に包まれた会場


 品評会の審査も年相応にだいぶ回数を重ね、それなりに慣れてきた部分もありますが、同じ品目の中で優劣を決めるのはともかく、異なった品目で順位を決める総合審査はいつも頭を悩まされます。


hiraya_23_2.jpg  hiraya_23_4.jpg
左 :トップはどれかな? 最終の総合審査
右 :トップの関東農政局長賞を受賞したキク(岩の白扇)

(総合審査の写真では一人だけ前に出て写っていますが、決してでしゃばって独断で決めているわけではないので、あしからず)


 また、当日は、小さいころから花に親しんでもらおうという花育の一環として、地元の小学生を対象に、地元産のカーネーションなどを花材に「熊さん」のアレンジを作ってもらうフラワーアレンジメント教室が開かれ、大変好評でした。


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地元の小学生を対象にしたフラワーアレンジメント教室

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

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