普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2013年6月

大分県
塩崎洋一

発展の余地ある直売所運営や農産加工

2013.06. 3

 農村女性用務で巡回するMさんに同行しました。
 直売所のみなさんを対象に行ったアンケートの回収と、来月に開催される、女性農業経営士会総会の参加啓もうなどです。


 道中いろいろな話をしましたが、直売所を経営する農家の経営、というとらえ方をすれば、経営担当者の普及活動は、ベースになる農産物の生産から加工販売、流通に至るまで、その経営を取り巻く要因としてとらえなければ、と思います。
 そうしたいろいろな要因を心にとどめて経営指導する・・・・。そんな普及活動です。


 研修会への参加がいまひとつの女性農業経営士さんは肉用牛農家で、先般開催された子牛市場での出荷成績を並べて、考えられる問題点などをお話ししました。

 なぜそのような出荷成績になるのか。肉用牛の育成に関する農家さん個人の問題もあれば、地域全体の考え方なども影響します。牛を育てるのはこんなものだ、という思い込みなどは、地域全体の意識があらわれてきます。


 もちろん、訪問した農家さんは、そのあたりをわかっている方です。だけど、忙しくて今回は参加できない、ということでした。
 はいそうですか、と帰るわけにもいかないので、時期を変えて、問題解決に向けた、肉用牛の勉強会をする約束をしてきました。
 経営担当で他の人と活動しながら、肉用牛担当としても動くという感じです。


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「ざるそば」
これはきっと、どこでもあるかも・・・


blog_shiosaki3-2.jpg  blog_shiosaki3-3.jpg
「 巨大な水車」と「たけのこ寿司」
これはちょっと違うかも・・・・


 加工所&直売所&レストランでの一コマでした

塩崎洋一

昭和63年に大分県で普及員として奉職。 令和4年3月に早期退職して農業に踏み込み始めたが、普及現場の要請により中部振興局を舞台に、普及活動の第二幕が上がった。臼杵市在住。

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