奥尻町の普及活動 -奥尻町水稲講習会開催!-
2013.04.16
わが普及センターは北海道の5離島の中の一つ、奥尻島も担当しています。
奥尻町といえば「漁業!」と思われる方が多いのですが、奥尻町では水稲・施設園芸・肉牛など、農業経営も取り組まれていることをご存じでしょうか?
そんな奥尻町で、3月26日、水稲講習会を開催し、生産者・関係機関 15名が出席しました。離島という条件下であり、電話や技術資料等での情報提供は行えても対面しての講習会の回数は限定されていることから、講習する方も、聞く方も気合充分!! 出席者の皆さんは眼差しも真剣に、熱心に聞き入り、そして島の方言も交えながらの質問と、熱心な講習会が行われました。
左 :眼差しが真剣です / 右 :後ろ姿にも気迫がみなぎる出席者の皆さん
普及センターがある江差町から奥尻町までのフェリー運航は、冬期間は一往復。フェリー時間の都合により、講習会は夕方開催されました。当日、奥尻島へ向かった2名の普及指導員は、深夜遅くまで意見交換や情報交換を行って、翌朝のフェリーで帰庁しました。
また今回、特に往路は「江差の"たば風"」と呼ばれる日本海特有の強風が吹き荒れ、片道2時間半の船旅はジェットコースター状態。「船が上がったり、下がったりの繰り返しで...」と、体力的にもハードな活動になりました。
奥尻町から普及センターへの期待を胸に受け止めつつ、日本海の荒れ具合を気にしながらの活動が続きます。