普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2013年2月

長野県
平谷敏彦

産地視察に行ってきました

2013.02.27

 以前にも紹介したことがある中信ストック協議会で、2月21~22日の2日間、和歌山県と兵庫県に視察研修に行ってきました。

 自分たちの地域だけで生産に取り組んでいると、どうしても「井の中の蛙」になりがちです。先進的な取り組みを行っている他産地の様子を見ることは、技術の研鑽、新たな知見を得て、刺激を受けてまた頑張ろうという意欲がでる貴重な機会といえます。


 1日目は協議会の皆さんとは別行動で、県の専門技術員と一緒に和歌山県の暖地園芸センターを視察しました。いろいろな品目で光質による開花特性の試験に取り組まれており、特に長野県で生産の多いトルコギキョウの結果は興味深い内容でした。


トルコギキョウの試験ほ場.jpg  光質を変えたLED.jpg
左 :トルコギキョウの試験ほ場 / 右 :光質を変えたLED


 2日目は協議会の皆さんと合流し、神戸市西区のJA兵庫六甲伊川支店管内で、トルコギキョウやストック栽培に取り組んでおられる農家を視察しました。
 -10℃近くまで下がり、一向に雪の消え入る気配のないの信州から来たものにとって、この時期に無加温でストック栽培ができることはうらやましい限りですが、うまくリレー栽培ができてお互いにストック需要の拡大に貢献できたらいいなと思いながら帰路につきました。

産地の概況に耳を傾ける.jpg 見事な生育のストック.jpg
左 :産地の概況に耳を傾ける / 右 :見事な生育のストック

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

北海道
田所由理恵

ポップづくりで直売活動の準備!

2013.02.12

 1月25日、普及センターで直売商品用のポップ作り講習会が開催されました。
 この日は朝から「江差のたば風」といわれる海からの強風と横なぐりの吹雪の中、厚沢部町「道の駅」の直売に出店している「元気な農家の母さん市会」の3名が参加しました。

 普及センター講師により、ポップづくりの要点などを学んだ後、自分の販売物をイメージして、実際に作成。
 女性農業者が持つ、生産者と消費者の両方の感覚をフル活用して"生産者として消費者に伝えたいこと"と共に、"消費者として手にとって食べてみたくなる感じ"のツボをくすぐるポップづくりをめざしました。

 今年の直売所は、生産者と消費者をつなぐ個性あふれるポップが並び、より一層のにぎわいを見せることになりそうです!


  
左 :ポップの要点を学びます 「目を向けてもらえるポップを!」
右 :「う~ん、どんな感じにしよう...」 配色や文字の大きさ、バランスが悩むところ...


  
左 :アイディアを交換したり、楽しみながら作業は進みます!
右 :講師の佐々木主査(人材育成) (米づくりからポップづくりまで、守備範囲は幅広です(^^) )

田所由理恵

平成24年から檜山農業改良普及センター所属。25年度に高付加価値に係わる仕事に変わりました。北海道に新幹線が来るのも間近!北海道の入り口で地域農畜産物の付加価値向上に邁進します。

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