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◆2012年11月22日

長野県
平谷敏彦

トルコギキョウの調査を実施しました

2012.11.22

 トルコギキョウは、長野県が全国一の生産量を誇りますが、近年の高温傾向により、特に秋出荷する抑制作型の品質向上・生産量確保が大きな課題となっています。
 そこで県では、各普及センター1戸の優良農家を選定し、その栽培技術・土壌条件等を統一項目で調査し、今後の栽培に生かしていこうという取り組みを行っています。

 当管内では、(株)「フラワー・スピリット」代表の上條さんのお宅で調査することになり、今日そのサンプリングに行ってきました。
独自の仕立てと栽培管理により、通常では考えられない大輪のトルコに、いつもながら驚かされます。



輪の大きさにびっくり


 実は「フラワー・スピリット」、花のオリンピックといわれるフロリアード2012で、春のコンテスト球根類でラナンキュラスの「スーパローヌ」が、夏のコンテスト切り花部門でトルコギキョウの「フルフル・ホワイト」が、ともに総合1席を獲得するという快挙を成し遂げている、すばらしい栽培者集団です。


  
左 :春のコンテスト総合1席「スーパーローヌ」
右 :夏のコンテスト総合1席「フルフルホワイト」


 上條さんのお宅では、トルコギキョウは終盤を迎えつつありますが、これからラナンキュラスの出荷が本格化します。



出荷を控えたラナンキュラス

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

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