普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2012年2月

沖縄県
照屋清仁

産業まつりの審査員もします

2012.02.23

 普及センターには、市町村などの産業まつりの農産物・加工品の審査依頼もあります。
 中部地区の審査依頼は約10ヵ所からあるので、職員が分担して審査にあたります。
JAおきなわ勝連支店まつりの農産物・加工品の審査をすることになり、普及センター職員3名と生活指導士2名で審査に行ってきました。


  
左 :農産物審査 / 右 :加工品審査


 今年は農産物73点、加工品29点の出展があり、私は農産物の審査を担当しました。
 どの農産物も生産者の努力のあとがうかがえ、甲乙つけがたい物ばかりでした。全部に賞をあげたかったのですが、そうはいかないので、みんなで協議して順位をつけました。


 加工の審査は食味もするので、おいしそうな物ばかりでうらやましかったです。
来年は加工の審査にも加えてもらいたいな。


 みごと受賞された生産者はおめでとうございます。
惜しくも受賞を逃された方は、さらなる品質の向上をめざしてがんばって下さい。



講評を作成する普及指導員

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

富山県
柳瀬美智代

豪雪地帯の冬場の仕事は?

2012.02.17

 今日は、青年農業者の仕事ぶりを見てきました。サトイモの選別です。
寒さで、手足が冷たくて動かない・・・と、ぼやいていました。

 冬場の仕事確保は、北陸地帯の課題です。従業員を雇う法人が増えてきたので、冬場の仕事を作ることに、社長達は頭を悩ませています。
 富山では、果樹の選定、ハウス内での軟弱野菜、チューリップ切花・・・など、取り組む農家が増えてきています。
 この法人は、サトイモです。秋に収穫したサトイモを冬に調整します。
今年のサトイモは大豊作でした。皮がむいてあるサトイモで、真空パックに失敗した商品をいただいたので、夜はトン汁にしました。やっぱり、地元産はおいしいです。ごちそうさまでした。



左 :サトイモの収穫


  
右 :サトイモの選別。選別して、重量を量って、真空に包装します



雪につぶされそうなハウス

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

沖縄県
照屋清仁

産業まつりに参加

2012.02.16

 ニュースでは記録的な大雪が報じられていますが、沖縄は天気によっては半袖ですごしています(このブログを書いている2月中旬も半袖)。


 1月末に沖縄市の産業まつりが開催され、中部地区農業青年クラブも活動をアピールするために、限定150名に、葉野菜の苗の無料配布とクラブ員がつくっている野菜の販売を行いました。


 無料配布には、どれくらいの人が集まるのか心配していましたが、準備しているときから人が集まりはじめ、配布直前には長蛇の列となりました。


  
左 :無料配布の準備風景 / 右 :無料配布を待つお客さん


 もらった苗の育て方や食べ方など、クラブ員と話をしていたので、若い青年のがんばっている姿と青年クラブの活動をアピールすることが、きっとできたはずです。
 ちなみに、無料配布の苗は、開始15分でなくなりました。


 販売の方は、沖縄市農業青年クラブのブースの一角に野菜を置かせてもらいました。
 どれくらい売上げがあったのかは聞いてませんが、そこそこ売れたようです。


  
左 :販売ブース / 右 :あん里ガーデンのブース


 クラブ員が経営する「あん里ガーデン」もブースを設けており、そこでピラミッド型に飾れる台を自作していましたが、きれいで目立っていました。
 今後も販売会等の取り組みを増やし、青年クラブの活動をアピールしていきたいです。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

富山県
柳瀬美智代

豪雪と戦う

2012.02. 8

 日本海側では、平成18年以来の豪雪となっています。
日中でも氷点下のままという日もあり、雪がとけないままに、積もるばかり・・・。
屋根の雪下ろしでけがする人、ビニールハウスで野菜を栽培していたら、雪の重みでつぶれたりと、災害がおきています。


  
左 :納屋の大雪。夕飯に大根を使おうと、保存している納屋にとりにいきました。命がけです
右 :つららと、屋根までつながった雪


 普及指導員はこの時期、農繁期に向けた事務仕事と体力づくり。
私は、東京マラソン(当選しました!)に向けて走りこみです。
外は雪で走れないので、体育館を走りました。
110周。精神修行になりました。



ランナーの私

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

沖縄県
照屋清仁

合同視察研修

2012.02. 6

 中部地区の指導農業士等連絡協議会、農業青年クラブ、農でグッジョブ推進会議(後継者育成を目的とした組織)の3組織合同の、中部地区農業者ほ場視察研修が行われました。

 今年の視察は、農業士3名、新規就農者(青年)1名の4ヵ所をまわりました。
 農業士の畑では、栽培技術や経営の話、新規就農者の畑では農業士の方から栽培についてのアドバイスが中心だったので、青年クラブ員にとっては勉強になるところが多かったようです。


 また、例年だと関係機関や農家だけで視察をしているのですが、今年は農家14名、関係機関9名に加えて、農業大学校に進学予定の3名の農林高校生が参加してくれました。

 高校生たちは、農家と一緒に畑をまわりながらいろいろな話を聞くことができ、よい体験になったのではないでしょうか。
 今後も農林高校生と地域の農家が交流する場がもてれば、と感じました。


  


 視察後は、情報交換をかねての意見交換会も実施し、各テーブルで農業談議に花を咲かせていました。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

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