普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2012年1月

熊本県
宮崎裕子

イチゴ巡回

2012.01.26

こんにちは、熊本県の宮崎です。
熊本県は暖かい地域のイメージがあるかと思いますが、ここ阿蘇地域は、1月に入り雪の日も増えてきました。

 阿蘇は夏秋野菜が中心の産地ですが、冬場にはイチゴの生産が行われており、今年度は77戸の農家で13.3haの作付けが行われています。


「さがほのか」の栽培圃場


 新任普及指導員の私は、普段はJAの指導員と農家巡回を行うことが多いのですが、一月に1回ほどの割合で、県農業技術支援室のイチゴ担当指導員に現地に入ってもらい、一緒に巡回指導を行っています。


  
巡回指導のようす


 イチゴ担当指導員からは、イチゴの生育状態を判断するポイントや、ハウス内の温度管理、個々の生産者に応じた栽培管理など、生育ステージに応じた作物の見方に加え、必要に応じた調査の実施や生産者との話し方など、さまざまな観点から、指導やアドバイスを受けています。



イチゴの登熟日数調査


 まだまだ寒い日々が続きますが、今年も気を引き締めて頑張ります!

宮崎裕子

熊本県の中で最も標高の高い地域にある阿蘇地域振興局農業普及・振興課で野菜の普及員をしています。阿蘇は夏秋野菜中心の産地で、トマトを中心にナスやイチゴ、カンショなどいろいろな作物を担当しています。

徳島県
吉原 均

おしゃれな干し野菜

2012.01.13

 みなさん「干し野菜」をご存じですか?
 干し野菜とは野菜やきのこを2、3時間~2日ほど天日で干したもの、です。

 先日、当管内にて生活改善グループを中心に、干し野菜講習会が開催されました。
 講師は東京で料理道具店を営む「つきじ常陸屋」の廣田有希先生。小柄で笑顔のチャーミングな方でした。干し野菜にすると素材の味やうまみが濃くなったり、歯ごたえが良くなったり、調理しやすくなったりして、普通の食べ方では体験できない魅力いっぱいのテクニックだそうです。

 当日は調理実習や試食会も開かれました。実際に干しトマトや干しきゅうり、干しブロッコリーの茎などをいただきましたが、どれもビックリのおいしさでした。「干し野菜は太陽を食べるということ」と話す廣田先生は、とってもうれしそうでした!



左 :満員となった講演会場。珍しい干し野菜料理が紹介され、みなさん興味しんしん 


  
左 :干し野菜料理講習会。干しブロッコリーの天ぷらや干しきゅうりのちらし寿司など、アイディアいっぱい!
右 :干し野菜の数々。カラカラではなく、中はしっとりです


  
左 :干しきゅうり。食感はパリパリなんです!
右 :試食の品々。お酒のおつまみにもピッタリだと思います!

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

長野県
平谷敏彦

ストック播種指導会

2012.01. 6

 明けましておめでとうございます。
 新年早々ですが、1月5日、中信ストック協議会主催の、播種講習会が開催されました。
 まずは御神酒代わりの昆布茶で、新年のご挨拶を兼ねた乾杯。その後、指導資料に基づく説明を聞き、全員で播種作業の流れを確認します。



昆布茶で乾杯


 ベテラン農家のみなさんなので、10枚の育苗箱への播種も、あっという間に終了しました。電動歯ブラシを改良した自家製の播種機(?)も登場し、手まきより作業性に優れ、早くまけることをみんなで確認しました。


  
左 :作業も手慣れたものです / 右 :電動歯ブラシ改良播種機


 昨年秋から育苗培土の検討も進めており、今回も2種類の培土に2品種の種子をまいて、発芽揃いやその後の生育を観察していく予定になっています。



培土の種類の差は?

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

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