普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2011年9月

富山県
柳瀬美智代

環境保全活動に取り組みました!

2011.09.15

国内有数の観光地、立山、立山黒部アルペンルートには、年間約100万人もの観光客が訪れます。
今日は、標高2,450mに位置する室堂で、環境保全活動に取り組みました。


多くの観光客が訪れる「立山黒部アルペンルート」は、近年、外来植物の侵入が問題となっています。立山の生態系を守るため、今日は、スギナを除去しました。


  
左 :外来植物の除去  / 右 :除去したスギナ等 


雷鳥に出会いました。
あいにく、天候が悪かったのですが、このような日は雷鳥が出現しやすいといわれています。
(雷鳥にとっては天候が悪いほうが、外敵に会いにくいのでしょう)
今日は、親子、夫婦の雷鳥に会うことができました。



手前が雄、奥が雌。保護色になっているので、見つけづらいのです



みくりが池に行きました。
池に山が映り、とてもきれいでした。手前のおさげが私です。
「山に行くと癒される」、そのような気分を観光客に味わってもらうために、地道な環境保全活動が大事なのです。

柳瀬美智代

富山県高岡農林振興センターで、地域担当しています。地域担当の役割は主穀作(水稲、大麦、大豆)の技術改善や集落営農等の組織化など、地域全体のコーディネートです。

沖縄県
照屋清仁

青年クラブの新たな試み

2011.09.15

沖縄県農業青年クラブは、定期的に各地区の役員が集まって、役員会をしています。
沖縄本島の北部・中部・南部、離島の宮古・八重山の5地区があるのですが、旅費の関係で、本島3地区の役員だけが集まっていました。


が、これでは離島の会員の意見が反映されづらい状況です。そこで、宮古・八重山の役員も参加してもらいたいということになり、合同庁舎に設置されているテレビ会議を利用して、役員会を行ってみることになりました。


  
左 :役員会のようす  / 右 :プロジェクタで投影された画面 


画面を見ながらの会議で、最初はぎこちなかったのですが、画像も音質も良好で、スムーズに議事を進行することができ、大成功といった感じです。


このシステムを使えば、これまで距離があって、なかなか意見交換ができなかった離島の意見も反映されやすくなります。次回以降も、テレビ会議で役員会を開催することになりました。

今後、青年クラブの活動がさらに活発になっていく予感がして、楽しみです。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

長野県
平谷敏彦

花の切り花品評会審査に行ってきました

2011.09.13

9月9日、NHKの朝の連続ドラマ「おひさま」の舞台として脚光を浴びている、松本市で開催された切り花展示品評会の審査に行ってきました。
会場は「あがたの森文化会館」というところですが、実はこの建物、旧松本高等学校(現信州大)の校舎として大正時代に建築されたものを保存した重要文化財なのです。


松本市の農林業まつりに併せて開催される今回の品評会は今年で46回目。ちょうど私が小学1年生の頃から始まったわけで、建物とともに歴史の重みを感じます。
出品された品目はカーネーション、キク、トルコギキョウ、グラジオラス、アルストロメリアが中心で会場は華やかな雰囲気に包まれました。


品評会の審査はかなり経験を積んできているとはいえ、農家が丹誠込めて栽培してきた出品物だけに、毎回身が引き締まる思いがします。
市場の関係者や市の担当者、JAの技術員と相談しながら審査を進め、この日はカーネーションを最優秀賞に選びました。


  
左 :どれがいいかな / 右 :これがよさそう



入賞作品


猛暑だった昨年に比べ、全体的にボリュームもあり花色も鮮明で、これから迎える秋の需要期に向け長野県の花にご期待ください。

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

沖縄県
照屋清仁

就農サポート講座

2011.09. 6

今回は沖縄県が行っている就農サポート講座です。
就農を希望する他産業従事者やUターン青年などを対象に、年に2回講座を開催しています。

農業大学校で座学5回、ほ場での基礎実習を5回行い、その後、希望者は農家のもとで5日間の研修を行います。

就農を希望しても、実際に働いてみると理想とのギャップがあり、離農する人もいます。そのギャップを確認しながら、本当に農業があっているのか、見極めるのにも役立つ講座です。


この講座で普及センターは、農家研修希望者に農家を紹介する役割を担っています。
私が働いている中部地区には8名の研修生がおり、農家のもとで農作業に汗を流しています。


  


この中から、将来就農までいたる人が出てくるでしょうか。楽しみです。

照屋清仁

沖縄県中部農業改良普及センターで新規就農、青年農業者を担当している照屋清仁です。新規就農者や青年農業者が安心して農業を続けられるように支援を行っていきたいです。

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