普及指導員が現場で活躍する日々をレポート
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◆2011年5月

秋田県
高橋一子

新体制となりました

2011.05.23

 薫風香る5月です。管内では田植え作業がはじまりました。

 秋田県では、今年4月から職場の体制が変わりました。
 普及業務を担っていた普及指導課と、行政業務を担っていた農林企画課が統合されて農業振興普及課となり、「産地・技術普及班」「就農・起業支援班」「担い手経営班」「企画班」の4班体制で業務を行っています。

 「産地・技術普及班」「就農・起業支援班」が、おもに普及事業に関わる業務を行います。
補助事業、制度資金、集落営農組織の支援、等は「担い手経営班」が、中山間地対策、耕作放棄地対策、等は「企画班」が担当します。 
 1か月半が経過してもぎこちないところがありますが、職員一丸となって、北秋田地域の農業を支援していきます。




 業務などはもちろんですが、「親睦会」も統合されたわけで、30人近い大所帯を受け入れてくれる会場選びが非常に難しくなりました…。

高橋一子

秋田県の北秋田地域振興局農林部普及指導課兼務で花の担当をしています。主に「トルコギキョウ」を担当しています。 山本・鹿角地域振興局も兼務していますので、活動エリアは秋田県の県北地域全域になります。

徳島県
吉原 均

藍、始まりました。

2011.05.13

 今年も管内で藍の栽培が始まりました!
 昨年は苗質不良、定植の遅れ等の要因で不調に終わりましたが、今年は土づくり・育苗・定植と、ばっちり順調に作業が進んでいます。


  
左 :4月1日、播種作業のようす。今回は手播きでした。1穴に3,4粒づつ、トレイ200枚ほど播種
右 :播種10日後。きれいに発芽しました! お刺身のツマにそっくり。それもそのはず、同じタデ科植物です。こちらは全然辛くありません


 新たな藍産地を県南に作ろうと努力されているこのグループでは、今年、通常の乾燥葉藍だけでなく、生葉から青色色素を取り出す「沈殿藍」生産にチャレンジする予定だそうです。
 私も少量なら作ったことがあるのですが、商用生産は初めて。うまくアドバイス出来るようにがんばります。

 梅雨明けには収穫予定の藍。新たな取り組み満載の1年になるはず。逐次レポートしていきたいと思います。お楽しみに!


  
左 :4月27日、定植直前の苗。小さくても、葉を指でこねると真っ青に染まります!
右 :定植10日後、除草のため管理機を走らせます。これから収穫まではこの作業を何回も繰り返します。藍作は雑草との戦いなのです


  
左 :株元に軽く土寄せします。分枝を促す効果もあります
右 :節間から盛んに分枝が始まっています

吉原 均

徳島県美波農業支援センターの吉原均です。野菜・作物担当で「きゅうり」、「いちご」、「水稲」、「藍」を担当しています。

長野県
平谷敏彦

学校花壇の審査をしました

2011.05. 2

 26~27日の両日、学校花壇の審査で管内を回りました。
 それも普及員の仕事? と言われそうですが、中日新聞の購読エリアでは、FBC(フラワーブラボーコンクール)として、長い歴史があるコンクールです。
 2日間で管内23校を回るという強行日程でしたが、上位5校を連休明けの県段階の中央審査に推薦しました。


   


 原発事故に伴う農作物の放射能検査など、気の重い業務に振り回されている毎日ですが、児童や生徒のみなさんが丹誠込めて育てた、パンジーを主体とした花壇を見て回り、少し心が癒された二日間でした。

平谷敏彦

25年4月から諏訪農業改良普及センター勤務、20年ぶりに戻ってきた職場です。慣れない次長職で事務に追われる毎日ですが、花の現場に出ると元気をもらえます。

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