日高の軽種馬を盛り上げよう!
2009.11.18
季節はあっという間に進み、北国北海道では雪がちらついています。
私の住む日高地域は北海道でも温暖な地域なので、まだ“気分は晩秋”ですが、秋片付けがすすんでいるほ場や、直売に並んでいる漬け物用野菜や、「今年の営業は○○日まで」の案内を見ると、「今年も終わりだな~」としみじみ感じる季節ですね。
前に紹介しましたとおり、日高地方は、軽種馬生産が盛んな地域です。日高の入口でもある日高町には、北海道の地方競馬「ホッカイドウ競馬門別競馬場」があります。先日そこで、軽種馬生産に係わる女性農業者(日高女性軽種馬ネットワーク:40名)がイベントを行いました。
右 :ホッカイドウ競馬マスコットキャラクターの「ホクト君」。メンバーが“なりきって”で頑張りました
「この秋一番!」と言われる寒波に襲われた11月3日、「軽種馬産業の土台でもある競馬を、自分たちの目線・自分たちで出来ることで盛り上げよう!」と、15名のメンバーが競馬場内に“キッズ・ルーム”を設置しました。
日頃子育てに奔走する世代(子育て終了世代含む)ならではの発想で、「子供を連れて行き、子供と一緒に楽しめる環境の提供を」と、テント内にカーペットを敷き、読み聞かせ・ぬりえ・絵本・ブロック・ミニジャングルジム等を準備。たくさんの人々(子供&大人)が私達のテントを訪れて、大人も子供もそれぞれに楽しく過ごしました。
左 :読み聞かせに子供達は真剣!!見守るお母さん達も嬉しそうでした
右 :子供に大人気!!「ホクト君」
特に好評だったのが、会員による「読み聞かせ」。座る場所がないくらいの盛況ぶりで、子供も大人も声を合わせて“参加”。お話に合わせて、子供(と、大人)達の「おおきくな~れ」「おおきくな~れ」の声はテントの外にも響き、“明るく&賑やか&楽しい オ~ラ”で会場を盛り上げました。
会場を訪れた人達からは「競馬場の中に、子供も楽しめる場があるのはありがたい」「またこのような取組をして欲しい」との声も聞かれました。また、競馬関係者(男性の方)からは「我々にはない発想。提案されて初めて気がつくことも多く、とても参考になり、ありがたい。」と、なかなかの手応え。女性の役割発揮の意味からも、今後の活動が注目される取組となりました。
左 :子供達はぬりえや絵本・ブロックで楽しく過ごしました
右 :テントの外側の飾りつけも工夫して、見た感じにも楽しい雰囲気になりました! ! (^o^) !