ヒメイワダレソウを作ってみました!
2008.10. 3
川口市は江戸時代から植木の産地として発展し、その産物は「安行の植木」として知られています。現在は都市化が進んだため生産ほ場は郊外に移りましたが、生産者、流通業者、造園業者が集積していて、緑化産業の一大基地となっています。
消費の開拓、拡大のためには、新しい品目や品種の導入をしていくことが必要です。Uターン就農した川口市の植木農家後継者に、新しい緑化資材候補品目として「ヒメイワダレソウ」を紹介し、一緒に栽培試験に取り組んでいます。
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左:苗の定植(6月26日) 植木農家の坂口さん
右:1ヶ月後(7月29日)
ヒメイワダレソウは地面を覆うように生育し、しかもその速度が速い植物です。
環境美化や雑草対策用の新しい緑化資材として、省力的に価値の高い商品を生産する方法を検討しています。また、実際に造園施工し、作業方法やその後の生育も検討していきます。
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左:2ヶ月後(8月19日) 生育状況を確認する筆者。白い花が咲いている
右:3ヶ月後(9月24日) マット状に生育したところ。これを切り取って利用する
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